副業でコンサルの仕事はできるか?

コンサルに挑戦してみたいけど難しそう」

「興味はあるけど副業では厳しそう」

このような疑問にお答えしていきます。

この記事では副業でコンサルを始める前に、
知っておきたいメリットやデメリット、注意点などを解説していきます。

副業でコンサルをしてみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

副業にオススメのコンサル仕事 メリット・デメリットまで徹底解説

これから、副業コンサルを始める上でオススメの仕事や
メリット・デメリットについて解説していきます。

 

コンサルの仕事は副業でもできる

仕事や趣味で身につけたスキル・経験を活かして副業を行って得たノウハウや経験
これらのモノを活かして、企業や個人の方が抱える「悩み」の解決に役に立てるため、
副業でコンサルの仕事をすることができます

 

副業にオススメのコンサルの仕事

ここでは、副業でコンサルしていくのにおすすめの仕事について述べていきます。

おすすめの仕事は次の3つです。

1:経営コンサルタント

2:ITコンサルタント

3:キャリアコンサルタント

それでは、1つずつ見ていきましょう。

経営コンサルタントは、会社・店舗経営についての知識や経験がある方におすすめです。

経験のある人だからこそ、分かることがあるため重宝されます。

また、本業で経営に関わってきた人や中小企業診断士の資格をもち、仕事をした経験のある方もその経験を活かしアドバイスできるためオススメです。

ITコンサルは、IT業務の経験者におすすめです。

IT業務といっても、細分化すると
エンジニア・マネジメント・マーケティングなどに分類されます。
そして、ここから更に分類されるため種類が多くなります。

そのためIT企業であっても、できる分野・できない分野があり、
できない分野のコンサルを求めている企業も存在します。

IT分野の中で突出した実績や知識があると、他の人よりもチャンスが増えます。
それに1つだけでなく、複数のことができると、他の人より案件が貰えたりする
チャンスが多くなっていきます。

キャリアコンサルは、採用や教育などの「人事」の経験がある人におすすめです

人事の経験がある人の中でも、実際に仕事やキャリアについて
悩んだ経験がある人は特におすすめです。

ただ、就職・転職希望者の支援もキャリアコンサルの役割になるため、
豊富な知識が必要となってきます。

キャリアコンサルタントは厚生労働省が人数を増やす計画を出しているため、
ニーズが高いです。

 

副業コンサルの収入と相場はあなたの実績次第で変わる

副業でコンサルタントをする場合に気になるのは収入ですよね。
コンサルの収入は、仕事の長さ・案件の大きさでも変化しますが、
それ以上に「積み重ねてきた実績」が関係してきます。

同じコンサルを依頼するなら、実績がある人に依頼したいと思うのは
あなたも同じはずです。

そのため、これまでの仕事・副業での経験やスキルが豊富な人ほど
多くの収入が期待できるでしょう。

 

 

副業でコンサル仕事の始め方

副業でコンサルをしていくには、
まず「自分に何ができるのか」を知る必要があります。

コンサルティングは顧客の悩みや課題を解決するお仕事です。
そのため自分と向き合い、何ができるかを明確にする必要があります。

「自分に何ができる」かが明確になったら、案件を探しにいきます。

案件はクラウドソーシングなどで探すことが可能です。
他にはSNS、YouTubeで得意なジャンルについて発信していき、
コンサルを獲得する方法もあります。

 

副業でコンサルをするメリット・デメリット

ここからは副業コンサルをするメリット・デメリットを見ていきます。

メリット1:収入が増える

副業をする大きなメリットは、やはり収入が増えることです。

その中でも副業コンサルは1時間程度と短い時間からできる内容もあり、週末など日常の空いた時間で行えます。それに実績を積み重ねることで収入アップが期待できます。

メリット2:人脈が広がる

コンサルをすることで、本業ではつながることのできなかった方々と
知り合うことができます。

人脈を広げることで、知らなかった情報や実績のある人にアドバイスを
いただけるキッカケを得られるので、自分のスキルアップにつながります。

メリット3:様々な経験ができる

コンサルタントの業務は、他の副業や本業では経験できない、
さまざまなことを経験できます。

それに、自分の持っているスキルなどを極めたり、
新しい分野での知識やスキルを身につけれるので幅が広がります。

デメリット1:仕事の責任

副業も立派な仕事ですので責任を持って取り組む必要があります。
その上で気をつけたいことが、クライアントについての情報漏洩です
こちらの不手際で漏洩してしまうと、多大な損害につながる恐れもあるため
気をつける内容となります。

デメリット2:自由な時間が減る

副業をする以上、自由な時間は減ります。
そしてコンサルを行う場合、業務を行うだけでなく、
コンサルの準備やSNSでの発信・営業など
することが沢山あり、時間がどんどんなくなります。


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戦略コンサルと総合コンサルの違いをわかりやすく!

副業コンサルの始め方とおすすめな仕事

ここからは副業でできるコンサルの分野や価格相場、

副業でコンサルをおすすめできる理由について解説していきます。

 

副業でコンサルタント案件をおすすめできる理由

コンサルタントが副業におすすめのできる理由として3つあります。

理由1:休日の時間を活用できる。

副業を始めるにあたって時間を最も確保できるのが休日です。

案件には短時間でできるものや、特定の場所で業務しないといけない制約もないため、
休日の時間を活用することが可能です。

理由2:色々な案件に携われる

コンサルは色々な業界があることから、色々な案件に携わることができます。
そのため、本業だけでは知ることのできなかった、さまざまな分野での
知識やスキルを身につけることが可能です。

理由3:専門性やスキルを活かして活動できる

コンサルタントはこれまでに身につけた知識やスキルを活かして活動できます。
身につけたモノを活用できる分野で仕事をするなら、一から学ぶ必要がなく、
他の人よりも業務に時間を多く使えます。

 

副業可能なコンサルティング分野と案件相場

副業で行っていく方の多くが最初にクラウドソーシングサイトに登録して、
活動することになると思います。

そんなクラウドソーシングサイトの「クラウドワークス」で
コンサルティングのカテゴリーで案件を見てみたところ、分野については
多岐にわたってありました。

  • Youtubeのコンサルティング
  • フィットネスクラブの店舗開発業務のコンサルタント
  • 組織経営のサポート・コンサルティングのお仕事」
  • スクール受講生に講座をしていただける講師募集
  • 定期的な経営・戦略アドバイス

などいろいろな案件がありました。

案件相場なのですが、週1日2〜3時間程度の活動で月3万円〜10万円程度の案件が多くみられました。中には実績のある方は、20万円まで調整可能という案件もありました。

一方フリーランス向けのIT求人・案件サイト「フリーランススタート」
見てみると、フリーランスコンサルの月額単価相場は、
30万円程度〜最高で200万を超える案件があります。

週2日間活動での案件を見てみると、
こちらも月額20万円程度〜150万円を超える案件がありました。

同じくフリーランス向けのサイトITプロパートナーズの週2日間の活動案件では、

  • システムコンサルタントで40万円。
  • ECコンサルタントで50万円。
  • Webマーケコンサル30万円。

という内容でした。

このことより、案件の単価は
労働時間の長さ・案件の大きさ・自分の実績によっても変わってくることがわかります。

 

コンサルタントが副業する際の注意点

副業を行う上で、注意しておきたい2つのことがあります。

注意点1:本業とのバランス

副業をがんばりすぎて体調を崩したり、
本業中に副業の作業をしないように気をつけましょう。

体調を崩さないためにも、体調管理をしっかり行っていきましょう。

もし会社で作業をする場合は、昼休みや業務に影響の出ない時間にしたりと
メリハリをつけた行動を意識していきましょう。

注意点2:確定申告

副業の収入が年間20万円を超えたら確定申告が必要になってきます。
申告を怠るとペナルティが発生するため注意。

また確定申告を「普通徴収」にせず「特別徴収」でしてしまうと、
会社に通知が行ってしまい、バレてしまうので注意が必要です。

 

サラリーマンにおすすめ!週末コンサル副業

 

スポットコンサルとは

週末にコンサルを行うのでおすすめなのが「スポットコンサル」です。
スポットコンサルは、時間単位で報酬が発生するコンサルをいいます。

時間単位で報酬が発生するため、休みを活用しやすく、
本業との両立がやりやすいのが特徴です。

スポットコンサルも通常のコンサルと同じで、
経営や人事などさまざまな分野があります。

また、スポットコンサルは1回1時間の通話サポートだけでなく、
一定期間プロジェクトに関わるパターンもあります。
案件の中で自分のスキル・経験・確保できる時間
この条件にあった案件を探して応募するようにしてくださいね。

 

コンサルが活かせる副業は?

募集されている案件より、コンサルを活かせる副業は、
以下のようなものが挙げられます。

  • マーケティング
  • WEBデザイン
  • プログラミング(PHP、ABAP、Rubyなど)
  • SNS運用(インスタなど)
  • YouTube
  • ブログ(SEO対策など)

上記で挙げた内容で本業でしていなくても、
独学で学び、実績をつけていける内容もあります。
もちろん本業でしている人より、スキルを習得し実績を作るのに
時間はかかってしまいますが不可能ではありません。

 

​​副業でコンサルをやる上での注意点

体調や確定申告以外に注意する点として挙げられるのは
「会社の情報漏洩と守秘義務の違反」についてです。

今まで本業などで培ってきたスキルや経験を使いコンサルをするので、
業種によっては、クライアントの勤務先があなたの勤めている会社と
関わりのある恐れがあります。

そのため、クライアントが勤めている会社が
自社の競合先なのかといった、接点がないか前もって確認しておくことが大切です。

もし仮に確認をせず、競合企業にコンサルを行い、
自社のノウハウを伝えてしまうと、会社にとってかなりマイナスの事態になります。
会社に迷惑を掛けないためにも確認することは大切です。

また、確認して接点のないことが分かったとしても、
会社の情報を漏らし、守秘義務違反にならないように気をつけましょう。

 

まとめ

ここまで、副業でコンサルタントを行う上での注意点やメリット・デメリット、

始め方などについて説明してきました。

コンサルタントは副業でもできる上、自分の知識やスキルを生かせる仕事です。

その反面、コンサルタントとして活用できるスキルや知識が無い方は、
身につけるところからのスタートとなるので時間は掛かります。

しかし、知識やスキルを身につけ、将来的に稼ぐ手段の一つとして候補にできます。

この記事があなたがコンサルを副業として始めるキッカケになれば幸いです。


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