人気職業である「コンサルティング」
さまざまなファーム(会社)がある中
どんなファームがあり、どのファームが人気で年収が高いのか気になります。
そこで今回は
・人気度
・年収の高さ
・就職難易度
これらの項目をランキングにしてまとめました。
この記事を読むことで
2022年に人気のファーム・年収の高いファームを知ることができます。
これから「コンサルティングファームについて知っていきたい方」
「志望するファームの年収などを知りたい方」はぜひ参考にしてみてください。
日系コンサルティング会社 ランキング 【2022年最新版】
日系コンサルティング会社のランキングについて発表します。
ランキングは
・Rakuten みん就 2023年卒 新卒就職人気企業ランキング
・あさがくナビ2023【朝日学情ナビ】
就職人気企業ランキング(2023年3月卒業予定者対象)を参考に作成しております。
ランキングと企業内容
それではランキングとその企業について説明していきます。
1位 | 野村総合研究所(NRI) |
2位 | アビームコンサルティング |
3位 | 三菱UFJリサーチ&コンサルティング |
【野村総合研究所】
NRLは日本初のシンクタンク系の企業ですが、
これからの時代を勝ち抜くため、リサーチや分析をするだけでなく
コンサルティングからITソリューションまで幅広くおこなっています。
クライアントには企業だけでなく、官公庁もいるファームです。
【アビームコンサルティング】
アビームは日本に拠点を置く総合系ファームです。
世界73の拠点でグローバルネットワークを持ち
日本の海外展開を支援しています。
アビームはクライアントの目標達成を第一に考え、
最後までやりきる姿勢により高いリピート率を誇っています。
【三菱UFJリサーチ&コンサルティング】
三菱UFJフィナンシャル・グループのシンクタンク系コンサルティングファームです。
経営戦略などを行うコンサルティング部門と、
政策研究などを行うリサーチ部門を持っています。
顧客のニーズに応じてコンサルタントと
研究員が柔軟に対応し最適な解決策を提供可能です。
大企業のコンサルや、中央官庁向け政策研究をするなかで、
中小企業向けのコンサルや地方公共団体向け調査業務も行っています。
広範囲に活動しているファームです。
外資系コンサルティング会社 ランキング 【2022年最新版】
続いて外資系コンサルティング会社のランキングについて発表します。
ランキングは
・Rakuten みん就 2023年卒 新卒就職人気企業ランキング
・あさがくナビ2023【朝日学情ナビ】
就職人気企業ランキング(2023年3月卒業予定者対象)を参考に作成しております。
ランキングと企業内容
それではランキングとその企業について説明していきます。
1位 | アクセンチュア |
2位 | PwC Japanグループ |
3位 | デロイトトーマツコンサルティング |
【アクセンチュア】
世界最大級の総合コンサルティングファームです。
事業内容も5つの領域に対応できる幅広いサービスを提供しています。
また、戦略・実行・保守と自社完結できるサービスも提供しており
高い評価をされているファームです。
【PwC Japanグループ】
世界157か国に743拠点をもつ総合系ファームで、
PwC Japanはその中の日本グループです。
会計監査、コンサルティング、税務、M&Aアドバイザリーと
幅の広く高品質なサービスを提供しており、
世界に数々の拠点を持っているため、海外進出のサポートにも力になれます。
【デロイトトーマツコンサルティング】
日本最大級の総合コンサルティングファームです。
監査・コンサルティングなどの
「総合力」と「国際力」を活かし、
あらゆる企業の課題に対しサービスを提供しています。
コンサルティングにおいては、
戦略立案から、実行支援まで含めたプロジェクトを多くおこなっています。
コンサルティング会社の平均年収ランキング
コンサルティング会社の平均年収を外資系と日系に分けて、
ランキングにしました。
外資系の平均年収は「外資就活」を参考に作成しております。
日系の平均年収は『東洋経済「30歳年収」ランキング全国トップ500社(2022年1月1日)』を参考に作成しております。
ランキングと企業内容
外資系の平均年収のランキングはこちらです。
1位 | ボストンコンサルティング | 平均年収:約1,860万円 |
2位 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 平均年収:約1,800万円 |
3位 | A.T.カーニー | 平均年収:約1,660万円 |
4位 | デロイトトーマツコンサルティング | 平均年収:約1100万円 |
5位 | PwCコンサルティング | 平均年収:約900万円 |
5位 | アクセンチュア | 平均年収:約900万円 |
【ボストンコンサルティング】
50カ国90都市に展開し、約22,000人を超える社員が所属している、
経営戦略コンサルティングファームです。
ボストンはクライアントと団結し協力し合うことで、
オリジナルの解決策や新たな潜在ニーズを生み出し、
素晴らしい結果にすることを目指しています。
また、経営者・大学教授等に転じた著名人を
多く輩出するファームとしても有名です。
【マッキンゼー・アンド・カンパニー】
米国、欧州、アジア、南米、東欧など世界44カ国に80以上の支社をもつ
戦略・経営コンサルティングファームです。
コンサルを進める上で、クライアントに納得してもらうエビデンスを集め、
科学的かつ論理的な問題解決の方法論を提供しています。
エビデンスを集め、どうコンサルティングに活かすかを仕事を通し学べるため、
成長環境がとてもいいと評判が高いファームです。
【A.T.カーニー】
全世界40カ国61の拠点に3,600名以上のスタッフと
グローバルネットワークをもつ戦略系ファームです。
戦略からオペレーション、ITまで一貫した高品質のサービスを提供しています。
そして高度な専門性、目に見える成果の実現、顧客企業との
密接な協働作業が最大の強みです。
日本国内においても金融通信など幅広い分野で活動しており
「顧客への貢献」という強い決意をもっている ファームです。
【デロイトトーマツコンサルティング】
日本最大級の総合コンサルティングファームです。
監査・コンサルティングなどの「総合力」と「国際力」を活かし、
あらゆる企業の課題に対しサービスを提供しています。
コンサルティングにおいては、
戦略立案から、実行支援まで含めたプロジェクトを多くおこなっています。
【PwCコンサルティング】
世界157か国に743拠点をもつ総合系ファームです。
会計監査、コンサルティング、税務、M&Aアドバイザリーと
幅の広く高品質なサービスを提供しており、
世界に数々の拠点を持っているため、海外進出のサポートも得意としています。
【アクセンチュア】
世界最大級の総合コンサルティングファームです。
事業内容も5つの領域に対応できる幅広いサービスを提供しています。
また、戦略・実行・保守と自社完結できるサービスも提供しており
高い評価をされているファームです。
日系企業の平均年収のランキングはこちらです。
1位 | 野村総合研究所(NRI) | 平均年収:約1,225万円 |
2位 | ベイカレントコンサルティング | 平均年収:約1,101万円 |
3位 | ドリームインキュベータ | 平均年収:約976万円 |
4位 | 山田コンサルティンググループ | 平均年収:約803万円 |
5位 | マネジメントソリューションズ | 平均年収:約708万円 |
6位 | タナベ経営 | 平均年収:約691万円 |
【野村総合研究所】
日本初のシンクタンク系の企業ですが、
これからの時代を勝ち抜くため、リサーチや分析をするだけでなく
コンサルティングからITソリューションまで幅広くおこなっています。
クライアントには企業だけでなく、官公庁もいるファームです。
【ベイカレントコンサルティング】
戦略案の立案からシステム構築などの実行をワンストップで提供できる総合ファームです。
2018年には一部上場を果たし、マッキンゼーといった戦略系ファーム出身者も多数在籍する急成長のファームとなります。
【ドリームインキュベータ】
戦略コンサルティングや産業プロデュース業といった
さまざなサービスを提供し企業の事業創造を支援するビジネスプロデュース企業です。
めざましい発展を遂げているアジアと日本の産業をつなぐため、
日本企業のアジア展開を支援しています。
【山田コンサルティンググループ】
コンサルティング歴30年を誇る経験と実績が豊富な総合系ファームです。
担当した企業は大企業から中小企業と幅広くコンサルを実施しています。
国内13拠点、海外7拠点で展開し、国内外でワンストップでシームレスな
サービスを提供し続けています。
【マネジメントソリューションズ】
戦略コンサルからITコンサルの強化をはかり、
現在は戦略実行型のコンサルティングサービスを提供する、実行支援型のファームです。
【タナベ経営】
創業65年を誇る国内独立系のファームで、
経営コンサルタント業界のパイオニアと呼ばれています。
コンサルティング実績も約10,000社以上にのぼり、
企業にあった各専門分野の社員でチームを構成しコンサルを実施している。
国内10拠点を展開、上海に子会社を持っています。
コンサルティング会社の平均年収はどれだけ高いのか
転職サイトのdodaに記載されている情報によりますと、
2021年の平均年収は403万円でした。
そしてコンサルティング会社は
「業務改革コンサルタント」で667万円。
「戦略・経営コンサルタント」で664万円。
このことから、全体の平均年収と比べてコンサルティングの
平均年収は250万円以上も高いことがわかります。
※2021年の平均年収額・コンサルティング会社の平均年収はdodaより参照。
コンサルティング会社は激務って本当?激務な理由は?
コンサルティング会社が激務になるのは本当です。
激務になるのは、プロジェクト終盤が特に多く、
所属するファームに左右されます。
激務になる理由として、次の3つがあります。
⑴業界の知識をつけるため
⑵資料作成・ミーティングに時間がかかるため
⑶企業の医者としての責務
【知識を仕入れるため】
コンサルはプロジェクトごとに担当する業界が変化するので、
そのたびに新しい業界の勉強をすることになるからです。
【資料づくり・打ち合わせに時間がかかるため】
コンサルティングをする相手は企業のトップです。
半端な資料を作成したりプレゼンをしても相手に納得されない可能性が大きいです。
そのため、クオリティーの高いモノが求められます。
このことから、よりよいモノを作るために時間がかかります。
【企業の医者としての責務】
コンサルタントは別名「企業の医者」と喩えられています。
喩えられる理由は、コンサルタントの仕事が企業の課題や悩みを
自分達では解決できないことを解決することにあるからです。
つまり、企業の課題を解決する姿が
医者の患者の病気を治すことと、類似していることから企業の医者と言われています。
企業の課題はその会社の未来を左右するものだからこそ、課題解決のため全力で取り組むことからプレッシャーもあり勤務時間が長くなり激務に変わってしまうのです。
コンサルティング会社の役職と平均年収について
コンサルタントの給与・年収については会社や役職によって変わってきます。
これより紹介する金額はファームの規模などで変わりますので、一般的な例です。
まず、役職の種類から見ていきます。
役職は大きく分けて4つに分類されます。
アナリスト | 入社0~3年 |
コンサルタント | 入社3~5年 |
マネージャー | 入社5~10年 |
パートナー | 入社10年~ |
続いて各役職の平均年収をみていきます。
アナリスト | 500〜800万円 |
コンサルタント | 900〜1300万円 |
マネージャー | 1400〜2000万円 |
パートナー | 2500万円〜 |
以上が役職に応じた平均年収の目安でした。
コンサルティング会社の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャット
コロナ禍により、企業の説明会・面接の仕方が従来と異なっていることから、
情報交換などの目的で就活関連のオープンチャットが存在しています。
就活対策のためにしたらいいことを聞けたり
面接の過去問(質問事項)や面接の流れを確認し合うことができます。
また、気になることについて質問もできます。
実際にあった質問は「残業時間」についてや
「就職したいけど育児との両立ができる会社なのか」といった投稿がありました。
情報が多いオープンチャットは過去問の掲載があったりしますが、
情報の少ないオープンチャットでは掲載がありませんでした。
無料で登録できるため「情報を仕入れることができたら運がいい」
くらいの考えで登録してみてください。
運良く知りたかった情報を入手できるかもしれません。
オープンチャットは下記のサイトよりご登録下さい。
【23卒/24卒向け】企業別LINEオープンチャット一覧
【最新版】コンサルティング会社の就職偏差値ランキング
気になる会社の就職偏差値のランキングは
『東洋経済「入社が難しい有名企業」ランキング200社(2022年2月4日)』
を参考に作成しております。
コンサルティング会社の就職偏差値ランキング一覧
コンサルティング会社の就職偏差値は次のようになっています。
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 69.4 |
ボストン コンサルティング グループ | 65.8 |
PWC | 63.9 |
デロイト トーマツ コンサルティング | 63.5 |
アビームコンサルティング | 62.9 |
野村総合研究所 | 62.4 |
アクセンチュア | 61.6 |
日本IBM | 61 |
カテゴリ別コンサルティング業界の代表会社一覧
これから4カテゴリの代表企業を紹介していきます。
【IT系コンサル代表】
IBM |
シグマクシス |
日立コンサルティング |
クニエ |
スカイライトコンサルティング |
【シンクタンク系コンサル代表】
野村総合研究所 |
日本総合研究所 |
三菱UFJリサーチ&コンサルティング |
三菱総合研究所 |
みずほ総合研究所 |
【戦略系コンサル代表】
マッキンゼー・アンド・カンパニー |
ボストン コンサルティング グループ |
A.T. カーニー |
ベイン&カンパニー |
ローランドベルガー |
【総合系コンサル代表】
アクセンチュア |
アビームコンサルティング |
ベイカレント・コンサルティング |
デロイト トーマツ コンサルティング |
PwCコンサルティング合同会社 |
難関コンサルティング会社の内定を取るポイント
内定を取るために大切になってくるポイントを3つ紹介します。
⑴ロジカルシンキングを身に着ける
⑵コミュニケーション能力を高める
⑶コンサル業界・企業について理解する
【ロジカルシンキング(論理的思考)を身に着ける】
ロジカルシンキングは業務で使用するため、面接で見られる能力となります。
コンサルタントの仕事ではクライアントの課題を解決していく上で
絶対に必要になるため、重視されます。
実際に内定した大学生のお話を拝見すると
「ロジカルシンキング」を身につけて試験に臨んだと言っています。
【コミュニケーション能力を高める】
コミュニケーション能力も論理的思考と同じくらい必須の能力です。
コンサルティングをしていく上でコミュニケーションは欠かせません。
クライアントから信頼を得るためにも使うし、
課題を抽出するためにヒアリングをしたりするので重視されます。
また、同じ会社のメンバーと意思疎通をはかるためにも活用できます。
【コンサル会社について調べる】
コンサルティングは人気の業界となっているため、競争率が高いです。
そのため、生半可な志望動機ではライバルに負けてしまいます。
なので「自分が何をしたいのか」を明確にして質を上げておきましょう。
まとめ
「人気度」・「年収の高さ」・「就職難易度」に
ついてランキング形式で紹介してきました。
あなたの志望するファームの年収や就職難易度、
これからコンサルティング会社について知りたいと考えている方の
お役に立てたら幸いです。
今回紹介した以外にも、たくさんのファームがありますので、
気になった分野について調べてみてはいかがでしょうか。